ある産婦人科医の備忘録

産婦人科医の臨床、研究、考えについて

信念がない奴はダメ 目的と方法の混同 という話

山口周氏のインタビューを元に(間違っていたらすみません)

ちょっと考えをまとめてみる.

 

世界経済はGDPを指標としているが,それは米国のルールに乗ることになる.

中国はGDPという指標を重視する路線を降りた.

日本は既に人口ボーナスは無く,GDPを指標として経済成長を目指すのは

辞めるべきではないか.

GDPを増やすことが目標なのではなく,国民のwell-beingを向上させることが目標である.

目的と方法が混同しがちである.これは社会に蔓延している問題である.

金を稼ぐこと,地位や名誉を上げることが目的なのか?

何か自分の興味や幸せを感じるWork,Businessを通じて,

結果として地位や名誉を上がるというのが自然である.

 

さて,自分はどうだ?

何の為に論文を書くのか.

何の為に臨床力を向上させるのか.

それは,自分の働きにより救われる人がいるというやりがいドリブンである.

結果としてそれが評価されればよい.

論文のための論文はダメだ.

現場のpracticeを改善させるインパクトのあるものを生み出すことを目的とすべきだ.

小手先ではなく,しっかり真のある論文を書きたい.

私は論文の執筆が好きだ.